美容意識が高まっている昨今では、個人でサロンを開業される方も増えてきています。
最近では、「在宅ワーク」として、自宅をサロンにしてプライベートサロンを立ち上げるという選択肢があります。
実際に、自宅サロンは、開業資金が少なく低リスクで始められるため増加傾向にありますが、自宅サロンの廃業率は高いといわれているため、不安がありますよね。
そこで本記事では、開業後にも自宅サロンを成功させるための方法をご紹介したいと思います。
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自宅でサロンを開業するってどういうこと?
自宅サロンとは、「自宅をサロンとして開放してお客様を呼び、サービスを提供する」ことなどをいいます。
自身の仕事量をコントロールできますし、何よりも自宅で仕事ができるのは最大の強みなのではないかと思います。
平日は本業で働いて、土日だけ自宅でサロンをしているという方もいらっしゃるようです。
自宅サロンを開業するメリットには以下のようなものがあります。
- 少ない開業資金で開ける
- 固定費も少なくなるので
- やってみたいアイデアを活かせる
- 初心者でも開業しやすい
このように、アイデアを活かすことができたり、リスクも少ない開業方法となっています。
自宅でサロンを起ち上げる場合、どんなサービスを提供するの?
自宅サロンと一口にいっても、エステサロンやリラクゼーションサロンなどさまざまな種類があります。
どんなサービスを提供することができるのか、開業するサロンの種類などについてご紹介したいと思います。
エステサロン
自宅で開業するサロンとして、エステサロンがあります。
エステおサロンと言っても、いくつかの種類があります。
- 全身のケアをする「ボディ・痩身エステサロン」
- 顔や首、鎖骨などに施術を行う「フェイシャルサロン」
- ムダ毛全般の処理を行う「脱毛サロン」
自宅エステサロンは選択肢が多いため、自分の興味がある施術を組み合わせられるのがメリットですが、また求められる技術がたくさんあるため、経験が浅いと開業が難しい分野です。
リラクゼーションサロン
お疲れの現代人に人気なのが、「癒やし」を目的としたサロンです。
リフレクソロジー、整体、アロマテラピー、リンパケアなど心と身体を癒すリラクゼーション系のサロンは、プライベート空間を演出しやすいため、自宅サロンでもおすすめです。
寄り添ったおもてなしの提供をすることで、リピーターを獲得することができるでしょう。
ネイルサロン
自宅サロンとして開業されるケースに多いのが、ネイルサロンです。
ジェルネイルやスカルプネイルはもちろん、爪の甘皮ケアやハンドマッサージなども含むメニューがある所も多いです。
お客さまの爪を綺麗にするお仕事ですが、一緒にネイルデザインを考えたりと仲良くなることで、リピートしてもらえる可能性が高いです。
まつ毛パーマ、エクステサロン
最近はまつ毛パーマ以外にも、まつ毛エクステなど様々な施術があります。
まつ毛エクステサロンはそれほど高額な機器や設備が必要ないので、自宅サロンとして開業しやすいです。
しかし、その反面、「美容師資格が必要」というハードルがあります。
それに伴い、美容所登録を行うための検査にも通過しなければいけないなど、自治体によって差もありますので、確認することが大切です。
おうちサロンが廃業に追い込まれる原因は?
サロンを始めるほとんどの人が心配するのが、廃業や、失敗してしまうことです。
そこで、自宅サロンが廃業に追い込まれてしまう理由についてご紹介します。
このサービスならこのサロン!という他のサロンに負けない強み
多くの自宅サロンがあるなかで、自分の店舗へきてもらうにはなにかしらの理由が必要です。
このため、このサービスならこのサロン!という他のサロンに負けない強みや、ぶれないコンセプトなど、これらをしっかりと軸にしていきましょう。
特にお客さんが多い店舗へ行き実際に体験してみたりして研究することも大切です。
安売りしてしまうこと
「安価な方がお客さまが入りやすい」、「技術に自信がない」、と思い込みを持ち、適正価格よりも安く設定してしまうケースがあります。
実は、本当はその金額の金額の1.2〜2倍にしてもいい、ともいいます。
どうして価格を高く設定しておくべきなのか?ということですが、「後になって値上げするのはかなり難しい」からです。
価格を安くしてしまうと、儲けが出ないこともありますし、心身に相当な苦労をかけるため、適正な価格で売り出すようにしましょう。
コストをギリギリまで削減する
自宅とはいえ、サロンの開業には機材、備品、場合によっては内装工事なども必要になってくる場合もあるでしょう。
自宅サロン開業のための費用は大体30~50万円程度だと言われています。
ですが、工夫次第で倹約も十分可能です。
最初からコストをかけすぎてしまうと、後々が大変になります。
また、厚生労働省と経済産業省によって助成金や補助金の支援を受けられる場合がありますので、活用できそうな制度は積極的に活用するようにしましょう。
顧客の間口を広げる
既存顧客のリピート率が安定してきていた場合、油断をしがちですが、どんどん顧客の間口を広げてみるのも一つの手です。
既存顧客からの売上も大事ですが、それだけでは売上は伸びていきません。
ターゲットを広げていったりと、店舗のフェーズに応じて定期的に集客を見直すことをおすすめします。
集客方法や宣伝媒体を研究する
集客方法には多様な方法がありますが、特性を見極めて使い分けることが重要です。
現在は、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSでの発信が必須となります。
日常的に店舗のことや有益な情報を発信する他にも、Google広告やホットペッパービューティーなどの有料広告も選択肢にいれてみましょう。
まとめ
今回は自宅サロン開業についてご紹介しました。
本来おうちサロンは、自分自身がオーナーとして、裁量を持って物事を判断・決定できて、自分の好きなように運営していける場所です。
サロン運営に乗り出すのですから、サロンが安定的に続く方法を考え抜いてみてくださいね。